三口町水道工事、全区画完了です!

こんばんわ!

鬼滅の刃で一番好きなキャラは村田さんの前田専務です!


先週は弊社で管理している金沢市三口町の造成地の水道工事を行いました!

みなさんは水道工事やったことありますか!!!!?

はい!私はありません!

今回弊社の三口町造成地の工事で、ほぼ初めて始まりから終わりまで立ち合わせていただきました!

水道工事と言っても、上下水道の引き込み工事になります。

引き込み工事というは一般の方にはあまり聞き馴染みのない言葉だと思います。

簡単に言うと、新しく作った宅地の中に前面の道路から水道管と下水管を取り出して繋げる、それが引き込み工事です!

この工事は、毎回結構大がかりになります。

まず、水道管と下水管には道路の地下を通っている「本管」という太い管があります。

道路を掘り下げてこの本管を見つけたら、それにドリルで横穴を開けて引き込みの横菅を繋ぎます。

繋がった横菅を地中で宅地の中まで伸ばしたら、次にそれを地表まで伸ばします。

最後に掘った穴をきれいに埋めたらおしまいです。

、、しかし言うは易く行うは難し。

本管までの穴を掘るだけでもかなりの労力を要します。

もちろん掘削にはダンプとショベルカーを使いますが、実際には重機で掘れるのは途中まで

誤って重機のショベルで本管を壊してしまったら、たちまち辺り一面は水浸し!そのうえ周辺の住宅への水の供給も止まってしまう大事故になります!

地中の本管は必ずしも設計図面と同じ位置にあるとは限らないため、ある程度近くなってきたら残りは手作業で慎重に掘り進める必要があるのです。。

そして苦難はそれだけに留まりません。

水道工事で業者さんを一番苦しめるもの、それは地下からの湧き水です。

あまりイメージが湧かないかもしれませんが、地中というのはある程度掘り下げるとすぐに水が湧いてきます!

地下の中を通る無数の「水みち」に当たるからです。

地表から2mも掘れば、たちまち穴の中はプールのようになります。

何本も伸びているホースは「ウェルポンプ」と呼ばれる水を吸い出す機械です。 これが水道工事では生命線となります。

それを水中ポンプなどの器具を駆使してなんとかなんとか外部に吸い上げながらパイプの接続作業を行います。

水中ポンプも万能ではないので、時間が経つとすぐに穴の中は泥水で埋まってしまい作業は困難になります。

泥と、水と、時間との戦いですね。

今回の工事も何度もトライを繰り返し、2箇所計4本の上下水の引き込み作業で延べ3日を要しました。


不動産のお仕事に土工事はつきものです。

売土地の資料には「負担金」という項目がありますが、これは今回のような水道引き込み工事の代金を指します。

これは土地の代金とは別途で購入する方が負担するお金で、石川県内ならその金額は66万円というのが慣例です。結構大きな負担ですよね。

土地を販売する業者は土地の代金とは別途で工事代金も頂く必要があるというわけですね。

今回もそうですが、昨今は66万円どころでは収まらない工事も多々あるので、そのうち値上げせざるを得なくなるかもしれません。。


ちなみに工事に立ち会ったわたくし前田専務はその間何をしていたのかというと、、

例の光る棒を持ってご満悦の専務※この後,疲れてすぐに笑えなくなります

交通誘導員をやっていました!こちらも初めての経験です!笑

写真を取った日はめちゃめちゃ暑くて、あとの二日間はザーザー雨でした。

とにかく長時間立ち続けて腕を振り続けるのがしんどかったです。そのうえ晴れれば暑いし雨が降ると寒い!

道路の交通誘導員をしてくれている方々、本当にお疲れ様ですm(_ _)m

それではまた!