歴史的発見!?造成地から出土した埋蔵物が記事になりました!

こんにちは!

6月になると低気圧で偏頭痛に悩まされている前田専務です!


 

さて先月の事にはなりますが、

なななんと!

弊社で造成工事をしていた金沢市南森本町の現場から歴史的な埋蔵物が発見されました!

この南森本町の造成地は、2014年から段階的に当社で宅地造成のために買い受けていたものですが「埋蔵文化財包蔵地」に指定されており実際に埋蔵物があることがわかったため、大規模な発掘調査が行われました(大規模なお金もかかりました…)。

そして一昨年の夏に最後の発掘調査が終わり、さらに今年春には出土したすべての埋蔵物の調査が完了しました。

その結果、なんと数千点にもおよぶ鎌倉時代の埋蔵物が発見されました!

数千点!?そりゃすごい。調査報告に時間を要するわけだ。。

中でも極めて貴重な発見となったのは「点状札木簡(てんじょうふだもっかん)」と呼ばれる板状の木片。

この点状札木簡は、鎌倉時代の領主が年貢を納めない者や逃亡した者の土地家屋を差し押さえたことを示す、言わば現代の「差押状」のようなものだそうです。

埋蔵文化財センター様提供の資料より。

なんでも、これまで文献の上だけではその存在が明らかになっていたものの、実物が出土・発見されたのは全国で初めてなんだとか。これはすごい!

実際、考古学的にも鎌倉時代の生活様式の一部を裏付ける貴重な発見だということで新聞にも取り上げられました。

記事引用元: 北國新聞 令和5年5月18日 朝刊

当社もこれまでたくさんの造成工事をしてまいりましたが、今回のように記事として取り上げられるような発見があったのは初めてです。


ちなみにですが、埋蔵文化財の発掘調査というのは必ず実施しなければならないものではなく、はじめに土地の数カ所だけを掘って(試掘といいます)何かが発見されれば、発掘調査を実施するというルールになっています。

そして発掘調査を入れなければいけない場合、その工事費用は自分達で負担しなくてはいけない(※1)ため、試掘で埋蔵物が出たと知らされたときは正直言って、

「マジかよ。。」

と思いましたし、

出土品から鎌倉時代の遺物が発見されたと電話で報告を受けたときでさえ、

「は、はあ・・それは良かったですね」

というリアクションをしてしまいました。笑

しかし、すべての調査が終わり埋蔵文化財センターの担当者さんがご挨拶に来られた際、その方が目を輝かせながら出土した木簡の説明をしているのを聞いて、今は貴重な発見に貢献できたことを嬉しく感じています!

この調査結果は製本されて全国の図書館や大学の研究期間などに納められるそうです。

ちゃっかり当社にも記念に1冊いただきました。

「南森本遺跡」ってなんかすごいな。(語彙力)

ご興味のある方は当社事務所の1Fに置いてありますのでぜひお越しください♪

無学な前田が歴史の尊さに触れた一幕でした。

それではみなさま、おやすみなさい🌜


※1)発掘作業は行政の機関が行うものなので基本的には行政の費用負担で行われますが、行政は毎年数多くの調査を行うため何年も先まで順番待ちをしなくてはいけません。そのため多くの造成事業者はお金がかかっても自費で発掘工事を実施します。