アシストが金沢SDGsパートナー企業として選出されました!

こんにちは!広報担当、前田です。

今年のゴールデンウィークも本日で連休最終日ですね。アシストはお休みは4/28〜5/6まででしたので一足先に営業開始しておりますよ〜!今年は人の集まるところには行けなかった代わりに、普段できないことや新しい趣味に目覚めたという方も多かったのでは?!

さて、この度アシストは「金沢SDGs  IMAGINE KANAZAWA 2030」のパートナーシップ企業として選ばれました。

➡️株式会社アシスト -IMAGINE KANAZAWA 2030 公式サイト-

掲載されたページのキャプチャーです

 

金沢SDGsとは

金沢市とパートナーシップを結ぶ経済団体が取り組む持続可能な社会を達成するためのプロジェクトです。以下、公式サイトより抜粋です。

持続可能な金沢をパートナーシップで実現するプロジェクトです。
「いま解決できること」に対しては、市民、地域、NPO、企業、行政などが連携してアクションを起こし、結果を出すことが重要です。
一方で「いま解決できないこと」に対しては、世代を超えたテーマとして時間をかけて考えていかなければなりません。立場を超え、世代を超えてつながることで、大きな力が生まれます。
持続可能な開発目標(SDGs)を達成するために、金沢で始まったプロジェクト「IMAGINE KANAZAWA 2030」では、SDGsに関するリアルとバーチャルのコミュニケーションの場で、コレクティブインパクトを生み出すさまざまな主体の連携を促進します。

引用元URL:https://kanazawa-sdgs.jp/about-partners/

➡️金沢SDGs  IMAGINE KANAZAWA 2030の公式サイトはこちら

 

ちなみに「SGDs」という言葉はみなさんご存知でしょうか?

SDGsは2015年の国連サミットで採択された「全世界で目指す、17つの社会問題を解決するための共通目標」です。

環境問題差別の撤廃経済発展と働きがいの創出などなど様々な問題を世界一丸となって解決に取り組み、“持続可能な社会“を作りましょう!という活動の総称です。

ちなみに「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で「エスディージーズ」と読みます!

アシストの取り組みは?

当社アシストの取り組み内容はこちら。掲載ページにはこう記載しています。

SDGsの達成に向けて実践している具体的な取組

中古住宅の販売促進。日本の住宅市場は世界でも類を見ない新築至上主義で、まだ使える住宅でも莫大な費用をかけて再築してしまうケースが多い。弊社は中古住宅を低コストで改修再販するノウハウに長けており、一般的には建て替えが無難と判断される築25年を過ぎた住宅でも、的を絞ったリフォームで『売れる中古・住みたい中古』に変える。世の中でイチバン大きな「もったいない」を不動産の力で無くしていく。

IMAGINE KANAZAWA 2030 パートナーズでチャレンジしたいこと

実は木造住宅でも躯体部分に特別な損傷がなければ100年以上は悠に持つと言われている。そうした住宅が本来持っている耐久力とポテンシャルをSNSで発信し、中古住宅の有用性を社会に浸透させていく。また築100年以上の町家のリノベーションを手掛け、歴史と新しさが美しく調和する町家の魅力も発信する。

引用元URL:https://kanazawa-sdgs.jp/partners/assist/

当社アシストがSGDsにおいて取り組むのは中古住宅の流通促進です。当社ではこれまでも実に3,000戸以上の中古住宅の仲介・販売を行ってきました。

みなさんは中古住宅にどんなイメージがありますか?

新築至上主義のニッポン

マイホームといえば、まず新築することを思い浮かべるのではないでしょうか。それもそのはず日本における住宅流通のうち中古住宅が占める割合は13%しかありません。多くの方が「マイホーム=新築する」と考えているのが現状です。

しかし世界ではこの傾向はむしろ少数派であることはご存知でしょうか?アメリカの住宅流通の中古住宅シェアは83%、イギリスでは88%、フランスも68%と他の多くの先進国では家というのは今あるものを直して使うのが普通なのです。

戦後の復興のために勢いよく住宅を建てまくったときの文化がそのまま今も残っているのが原因の一つですね。その結果、日本は世界的に見ても珍しいほどの“新築至上主義”になりました。

“新築“は実はすっごく贅沢品

私たちは新築することが当たり前になりすぎて感覚が麻痺していますが、本来、お家を一から建築するということはすごく贅沢なことだと言えます。

新築を建てるには莫大な費用とたくさんの材料が使われています。平均的な中古住宅のリフォーム費用が300〜500万円であるのに対して、古家を解体して新築となると最低でも3千万円前後の費用が必要です。また家一軒建てるにはおよそ10万点もの部材が使われますから、いかにたくさんのモノとお金が消費されているかがわかります。

そして、当社もそうですが、商売としても新築が売れた方が儲かりますので、市場に新築がたくさん流通しているのも納得です。

“新築するのが当たり前“になってしまった日本人は、中古住宅というのは「汚い、危険、わからない」と言うイメージを持っています。中古と言えど高額な買い物には違いないので、どうしても「失敗したくない」という不安がありますよね。

「初めてのマイホームなのに中古はちょっと。。」という人も多いのでは?

それなら、“失敗しない中古“を売ろう!

2019打木中古住宅の内観

 

しかし、新築も中古も両方を扱ってきたプロの目線から言って、

マイホームの選択肢として中古住宅はぶっちゃけ全然アリだったりします。

まず綺麗さや快適さはリフォームでいくらでもカバーすることができます。たとえば水回り設備はリフォームで交換してしまえば新築と同じ使い勝手を得ることができますし、全ての水回りをリフォームをしても、費用はせいぜい新築の6割程度で済むという圧倒的な金銭メリットが中古住宅の魅力ですね。

安全性の面でも「耐震とか大丈夫??」という不安の声もよく聞きますが、建築基準法に現在の耐震基準が適用された昭和57年以降(築38年以内)のお家なら耐震性能には全く問題ありません。

とはいえ、中古は中古ですから、新築に比べると故障劣化などのリスクはついて回ります。

アシストでは、こうした中古住宅を一つ一つの物件に応じてリフォームプランを用意したり、耐震性能や雨漏り・設備の故障の有無を告知書としてまとめるなど、“安全“で“納得“して買える状態になるよう調査して販売しています。

2020泉本町中古住宅の内観

また当社で買取再販している物件なら、古い水回り設備やクロスなどはリフォームした状態で販売します。仲介物件では売主さん・買主さんの予算や希望の制約がありますが、自社で販売するものについては、少しでも綺麗で不安材料がない状態で販売したいからです。

もとより中古だから、“完璧“はできません。だからこそ妥協せず一歩でも完璧に近づけるように、という想いで販売に臨んでいます。

いつも社長と私でグレーチングの歪みまで修正したり、窓サッシの溝まで掃除したりしているのもそのためです!💪(‘ω’💪)

世の中で一番大きな「もったいない」をなくしていく

若い世代のお客様ほど、マイホームといえば新築を第一に考えがちですが、中古の住宅は多くの人がイメージするほど汚くもないし、不便でもありません。実際私の自宅も築33年の中古住宅でしたが、お家の質自体に不満を感じることはありません。

当然“中古“である以上は、使ったなりの傷みや経年劣化は必ず存在しますが、しかし、そうしたリスクが新築はゼロかというと決してそうでもありません。というより、住宅を1軒建てるという巨大な事業である以上、ミスや欠陥が一つもないなんてことはありえないのです。

お家を一軒解体すると、その廃材のほとんどは埋め立てゴミとして捨てられることになり、解体工事には1坪あたり35,000円〜40,000円の費用もかかります。また上にも書きましたが住宅を新しく作るには10万点もの部材が消費されることになります。

まだ使える家を壊してしまうのは社会の中で一番大きな「もったいない」だと言えると思います。

周りを見渡せばそこらじゅうでごろごろ新築が建てられていますが、今世界で起きている“ウッドショック“を見てもわかるとおり、資源も人も無尽蔵ではないと言う認識は必要です。もちろん、新築自体は今後も必要でしょうから需要をなくすことはできませんが、私は日本も将来的に中古の流通率がもっと上がればいいなと思っています。

住宅産業も持続可能な好循環になるよう、自分たちができることから取り組んでいかなくてはいけませんね。

中古住宅のメリットについては、また別の記事でも書こうと思いますのでお楽しみに。

それでは!