大人が知らないと恥ずかしい?お寺のお話

みなさんこんにちは!

涼しくなってきたら寝坊をかました前田専務です!

最近は猛暑か大雨を繰り返して落ち着かない天気ですね。

みなさはもうお盆のお墓参りは済みましたでしょうか?

私は盆中バタバタしてしまい先週にやっと両家の墓参りを終えることができました。


皆さんはお寺の土地って誰が持っているかご存じでしょうか?

若い方は「そういえば考えた事ないな」って人も多いのではないでしょうか。

ちなみに私は、和尚さんとかそのお寺で一番偉い人が名義人になっているんだと思っていました。

そういう場合もありますが、実際にはお寺の土地や建物の所有者は「お寺自身」というケースが多いようですね!

なぜなら多くの場合、お寺の名がついた施設は宗教法人として登録されているからです。
つまり会社などと同様、「お寺」は法人格になるので不動産を売買したり所有したりできるという訳ですね。

 

では資金的にはどうしているのでしょう。

お寺はどうやって大きな土地や建物を維持管理したりしているのでしょうか.

ちなみに私はアホなので「お寺って儲かるんだなあ」

とかバカみたいなことを考えていました。笑

実際には、お寺は檀家(だんか)という人たちによって支えられています。

「檀家(だんか)」とは、特定の寺院に所属して、お布施や会費などを通して主に経済的に寺院を支援している家庭のことです。古代インド語で寺や僧を援助する者という意味の「ダーナパティ」が檀家の語源となっています。

引用元サイト:安心葬儀 URL https://ansinsougi.jp/p-203

ダーナパティ…知らなかった笑

檀家の人たちからの経済的な支援によってお寺の建物や敷地が維持できているのですね。

お寺の建替えや補修、新たに駐車場として土地を購入したりするのも、多くは檀家さんからの援助で行っています。

ただ、もちろん皆から集めたお金ですから好き放題に使っていい訳ではありません。

資金を出してもらっているので、お寺にとって檀家さんは会社の株主のような存在です。

不動産の取引ともなれば大きなお金が動きますので

檀家さんの理解が十分に得られなければ、話が進まないこともあるようです。

私たちも自分が出資している会社が不必要な事に資金を使おうとしていたら反対しますもんね。

アシストでも過去に取り扱った案件にて、お寺さんがお向かいの土地を駐車場として購入しようとしていたら契約の直前で一人の檀家さんからの反対を受け購入を見送られたケースがありました。

 

ちなみに同じくお寺の支援者を指す「門徒」と言う言葉もあります。

意味は同じですが、浄土真宗では檀家さんのことを門徒と呼ぶそうです。

なんでも、浄土真宗は「個」を重んじるので世帯や家を意味する檀家ではなく門徒と言う言葉を使うのだとか。

私の家も浄土真宗なのに最近まで知らなかった。。💦

 

お寺の建物ってすごく魅力的ですよね。

気持ちが落ち着く心地よさがあり、でも荘厳さや迫力もある。

休みがとれたら全国の有名なお寺を見に行きたいな〜なんて思う今日この頃です。

コロナ禍、早く終わってくれ〜笑