よくわからん不動産業界を解説してみる①

こんにちは!石川県で一番キレイ好きで一番アツい不動産会社、アシストの広報担当前田です!
私事ですがこの2月で私が入社してからちょうど3年が経ちました。最初は右も左もわかりませんでした。そして3年経って今、ちょ〜っとだけ不動産の業界のことが分かり始めてあらためて思うことは、、やっぱり不動産の世界はムズかしい!!

不動産屋さんの世界はわかりにくい!

専門的な知識もそうですが、業界のしくみ自体が特殊で理解しにくい形になっているな〜と思います。そこで、今日は私たち不動産業者についてのお話です。
皆さまは、不動産会社というと、どんな仕事をしているイメージを持つでしょうか?「お家とか土地を安く仕入れて利益を乗せて売っているんでしょ?」と思ったあなた!正解です!笑
ですが、それは不動産会社のお仕事のほんの一部でしかないんです。

不動産業者はお家を「売っていない」??

suumoなどインターネットサイトを始め、新聞や情報誌など、さまざまな場所でたくさんのお家が広告されています。でも実はそのほとんどが、不動産会社が仕入れて売っているのではなく、他の人が売っているお家を“紹介している“だけなのです。
お家を売る人が、広告などの営業活動を不動産会社に任せることを「仲介」と呼んでいます。
そして法律上の用語ではこれを「媒介契約」と言います。

仲介、媒介契約とは

仲介(または媒介)とは、売る人と買う人、両者の間に立ち契約を成立させることです。
不動産を売りたい人から依頼を受けて、代わりに販売活動をしたり、
不動産を買い求める人から依頼を受けて、条件に見合う物件を探したり、
ですね。
平たく言えば「売りたい人と買いたい人とのマッチングを図ること」です。
そして両者の利益を調整しつつ交渉を進めて、めでたく契約を成立させることが出来た場合はその報酬として仲介手数料を頂いているというわけです。
※ちなみに不動産屋さんが受け取れる手数料の額については法律で定められていますので、また別の記事でご紹介します。
とはいえ物を売ったり買ったりするのにいちいち間に入られて手数料を取られてしまうのは面白くない、と思う方もいらっしゃるかもしれません。
不動産を取引するには必ず仲介業者を通さなくてはいけないのでしょうか?

絶対に仲介業者を通さないといけないの?

実は本来は必ず仲介業者を通さなくてはいけないというわけではありません。
法律上は、お家を買う場合も売る場合も必ずしも不動産会社に頼る必要はなく、売る人と買う人で直接契約をしてもかまわないのですが、取引の相手方がすでに仲介業者を雇っている場合には、仲介業者を通して取引しなければならないことになっています。
実態としては、不動産を売りたい人の多くは自分で取引の相手を探すことが出来ないので不動産会社に仲介を依頼をしています。だから世の中で売りに出されている物件は、仲介業者を通して買う必要があるわけですね。

なぜ、仲介業者が必要になる?

とはいえ今はインターネット全盛の時代。スマホひとつあればメルカリでなんでも売れる世の中です。
自分で取引の相手くらい、探せなくもなさそうな気もします。
売りたい人と買いたい人と直接やり取りすれば、仲介手数料はタダじゃん!?
その通りです。にも関わらず、どうして多くの売主さんが決して安くない仲介手数料を支払って不動産会社に仲介を依頼しているのでしょうか。
それはまた次回、ご説明します!
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